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ウィーンからエジプト航空を利用し、カイロでの乗り換え待ち9時間と長めを選択。着いて滞在ビザを15ドルで購入し、エルホセン(オールドカイロ)にタクシーで向かう。以前は短期滞在ならビザの値段違ったようだ。通常空港から80-100L.E(エジプトポンド)かかるところを行きは 65L.E と5L.E(空港からの高速のようなもの)で済んだ。(1ユーロ=7L.E、1L.E=15円)運転はぶつかるすれすれを走るかんじで、割り込みする車多数。約30分位で到着。36度位の気温。またラマダンの時期。(今年は8/11-9/9、イスラム教徒は日の出から日没まで断食、断飲)観光地らしく、呼び込みが日本語混じり。最初に会った12歳の少年、この道の先には何もないと教えてくれた後自分の店を紹介。スペイン語、英語など話す。6ペン+2箱で100L.Eは安かったほうだと思うが最初は300L.Eから交渉が始まったと思う。その後何件か呼び込みの人達と話したが次に会った少年は金細工をしているおじさんを紹介。モスクが見える屋上にてお茶をごちそうになりながら又商談。モスクでも入場料を10L.E。だんだん金交渉に嫌気がさして、夕方ご飯に誘ってくれたお兄さんも疑わしく思えていた。マレーシア人の薬剤師の卵達と話したら、だいたい店は朝8時位から18時まで開き、店員は夕方ご飯休憩した後20時位から又店を遅くまで開けるらしい。偶然モスクで会った母子の子供が人懐っこく、母も携帯で撮った写真を人懐っこく見せてくる。そして子供と手つないで道歩いてる内にご飯の匂いがしてきて、アラビア語しか向こうは話さないけれどご飯の話をしているのは分かって付いていくことに。道には男の人達が地面に布敷いてテーブル並べてる。どんどん小道を入ってどうやらジュエリー屋さんの一角で無料のご飯が食べれるというのでごちそうになる。桜色したピクルスとご飯にそばのようなものが混じったもの、野菜入りの赤いスープ、いちごジャム、甘いお茶のようなものを食べて、お茶と水パイプでもやろうということに。母は3パイプ、子はナッツと水とジュース、私はマンゴージュースを。会計時また300L.E(30ユーロ)と言われ計算し直し180L.Eに。ご飯ごちそうになった分払うつもりだったので、お金をおろしに行き150L.E渡す。あとは母に貰ってくださいと言ったら母は店員になにやら言って、別の店員来て払わなくてよくなった。こう書くと母子が怪しまれるが、子供はずっとナッツを私の口に入れてくれ、母はパイプをすすめる。そして、この店高いと知らなかった、ごめんねと言ってるようだった。とうとう空港に帰ると言って子供と抱き合ったら、ウルウルして、タクシーまで送るという。そして一旦ドアは閉まったんだけど、乗り込んできたー。後部座席で2人も大泣き。そして一駅分位して降りた。(あとでドライバーこの分も請求)なんて情に厚い母子なんだーと本当に出逢いの不思議を想った。こんな短時間なのにエジプト人のコミュニケーションの取り方に驚かされた。今度は長く滞在したい。