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この存在の不確かさ
この生身は変わっているにもかかわらず
自分は息を吐き出すことしか出来ないんだな
いつも何かにカモフラージュして
琴の音のように頼りないまま
垂れ流している自分に辟易する
真実はフィクションであり
夢は本当である リアルさ
この世界は誰かが死んでも何も変わらない
生きてる人達は生きてるってことを
味わいつくしたいと本当に望んでいるのだろうか
この一年変わったようで変わっていないのかもしれないけれど
ここにいるってことを確かめるすべをいつも探している気がする
世の中に確かなものなんて何もなくても
空や無から何かを生み出す創造
虚と実を繋ぐものでありたい
生命とは持続するもの、真の時間を生きる存在
時間は主体の自由の根拠 ベルクソン