今日見たマン・レイ展のビデオ上映– 夫人のジュリエットさんの回想の中ではマン・レイが死んでいず傍にいるように、出会ったものが強烈なら全て日々それを抱えて生きていくことになるだろう。人や物は形をなくし実体のないものになっても存在は残る。そう思わなければ、人の歴史はあまりにも儚い繰り返しに思える。
帰ってきて最近友達になった人から嬉しいサプライズがあった。そしてキッチンのもので楽器演奏、リズムが作られていく。ご飯を炊くおかまと胡椒入れでワイングラスの口に水をつけて指でなぞって出す音に近い音を出してたのでびっくりした。人の性格を形成するものは何なのか一緒に考える。答えはでなかったけど。
今週の金曜日は時代祭りと鞍馬の火祭りがあるらしい。京都の四季も刻々と移りかわっている。
以前カナダでツアーした時、メンバーのパスポートが盗まれて稽古も出来ず散々な日があった。その時夜の公演があって昼までの空き時間折角なので一人で散歩に出たことがある。自分の目にしたもの、触れたものがきっと舞台にもなんらかの影響がある気がしていて、1日をどうすごすかも自分にとっては大事なことだ。また自分が観る立場では、作家のアートだけでなく生き方にも影響を受けて好きになるケースが多い。幸いな事に自分の周りの友達にも尊敬出来る人が沢山いる。
これからも良い出会いがあるように成長できればと思う。
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