「 METAMORPHOSES 」 カンパニー セシル・ラロワによるダンスパフォーマンスとレジデンス成果発表のご案内
3/4 16:30〜 @アンスティチュ・フランセ関西
ダンサー/ 振付家のセシル・ラロワは、2021 年から日仏のアーティストと共に人間と自然をテーマ に詩的な対話に取り組んできた。
『 Métamorphoses 』と名付けられたそのアーティスティックなリサーチは、短くも長くもあり、儚 くも永続的で、躍動と静止が同時に存在する。
本プロジェクトで、彼女はレイモン・クノーからタイトルを引用したダンスソロシリーズ 「Exercice de style # 1.2.3.4 」の制作を進めている。このエクリチュールの演習は、自然界において 人間に働きかけるもの、生かすもの、そして人間には計りしれないものを探求している。
作品の中で身体は徐々に詩的な変容を遂げ、人間・植物・動物を混合したハイブリッドな存在を 浮き彫りにしていく。そしてそれぞれのソロは野性的な存在感を放ち始めるのだ。
今回上演される２つのソロのひとつ、Exercice de style #2 は、セシル・ラロワ自らの出演で、衣装 デザイナーのマリオン・クレマンとのコラボレーションにより製作された。 そしてワーク・イン・プログレスの形として上演される Exercice de style #4 では、セシル・ラロワ はダンサーの大歳芽里、衣装デザイナーの高橋佳也子と共に、アンスティチュ・フランセ関西に 滞在し創作を進めた。 レジデンス期間は 2/27〜3/4、完成予定は 2023 年 10 月。
==================================
3/4 16:30 より Exercice de style #2、および現在創作中の Exercice de style #4 のワークインプログレ スが上演。
【当日のスケジュール】
16:00〜16:30：開場
16:30〜16:50 : アンスティチュ・フランセ関西/ ３階テラスにて上演
crédits : Damien Brailly
16:50〜17:30 : 3 階ラウンジにて、今回のレジデンスの振り返り、交流タイム（通訳同席）
Exercice de style # 2
振付・出演：セシル・ラロワ、 衣装：マリオン・クレマン 、アシスタント：ヴェラン・ムニエ、 エレーヌ・ルケルティエ
音楽：フォーレ作曲『レクイエム』より 編曲: ジル・ポワザ 、モンテヴェルディ作曲「オルフェ オ」より 編曲:ジュリアン・リュスイス
Exercice de style # 4
振付：セシル・ラロワ、出演：大歳芽里、衣装：高橋佳也子、
音楽：ストラヴィンスキー作曲『春の祭典』より 編曲:マヌ・スカルパ
Institut français du Japon - Kansai / Kyoto
https://www.institutfrancais.jp/kansai/fr/agenda/metamorphoses2023/
=====================================
【セシル・ラロワ】2003 年「Amicale Laïque et sportive（友好的、非宗教性、スポーティー）」の 頭文字をとり『Compagnie ALS』という名のリサーチグループを創立。 その時々のテーマに沿った出会いとコラボレーションを重ね、常にバーレスクなトーンで彩られ た演劇的・振付的言語を探求している。 2012 年よりフランスのサン=テティエンヌに拠点を構え、劇場内や野外での作品、短編映画、写真 作品、パフォーマンスなど、その活動は多岐に及ぶ。
製作: Compagnie ALS 『Métamorphoses』(Exercices de style/ Correspondance/ Les grandes eaux) 共同製作: Format, Montpellier danse, Théâtre du Parc, Théâtre d’Aurillac, Superstrat 協力: Format, Montpellier danse, Théâtre du Parc, Théâtre d’Aurillac, Le Cube, Le Magasin Saint-Étienne, Superstrat, アンスティチュ・フランセ/サン=テティエンヌ市による日本でのレジデンス奨学金 助成: サン=テティエンヌ市、ロワール県、DRAC オーヴェルニュ/ローヌ・アルプ （構造化支援）、 オーヴェルニュ＝ローヌ＝アルプ地域圏