6/21 対談「竹細工をめぐる日仏の視点~技術の継承」

 横浜フランス月間2024

対談「竹細工をめぐる日仏の視点~技術の継承」に参加させて頂きます。

現在京都、ヴィラ九条山に滞在中のニナ・フラデさんの作品制作、発表をご一緒させていただいているので、そのお話させて頂く予定です。

京和傘、日吉屋の西堀さんとニナさん、それぞれの活動についてがメイントピックです◎

ニナ・フラデさんの作品は、リサーチ型パフォーマンスという感じで毎回変化しています。

ダンサーの樋口碧さん、デジタル・アーティストのサガール・パテルさん、音楽家、アーティスト武田真彦さん、協力に箏奏者の今西紅雪さんが関わっていて、『Matter and Body 』を表題に制作、プレゼン中です。次回の発表は7/14 13時半より京都、日仏会館を予定しています。

今回の対談会場は横浜、三溪園になり、6/21 14時半からです。ぜひ。

https://culture.institutfrancais.jp/event/mdf2024

日時:6月21日(金) 14:30~16:00                            
会場:三溪園 鶴翔閣言
語:フランス語。日本語への逐次通訳付き。

参加無料・要予約(Peatix または オンラインブティック
※参加費は無料ですが、三溪園の入園料がございます。
                            
京都のヴィラ九条山に滞在して木の工家具製作を学んだ、工芸家であり造形作家のニナ・フラデは、日本の竹細工を自身の作品に取り入れています。ダンサーの大歳芽里氏、京都を拠点に工芸家でありプロデューサーとしても活躍している西堀耕太郎氏も交え、竹の使い道と可能性について、さらには伝統工芸の継承と革新について語っていただきます。

アーティスト

ニナ・フラデ

デザインと工芸の二つのバックグランドを持つアーティスト、ニナ・フラデは竹工と家具製作の対話の中で、感覚的なアプローチを通して素材の価値を高める作品を生み出しています。竹工は伝統的に竹による繊さとかさを併せ持つ作品を創るものですが、ニナ・フラデはその用途を変えて、木工制作に基づき、竹を編む技術を使い、より大きな作品を制作しています。彼女のアートワークは異なる分野のアートとの出会いにより、その境界線を曖昧に、素材を工芸にとどまらず、舞台芸術の域にまで達しています。

「日吉屋」五代目

西堀耕太郎

唯一の京和傘製造元「日吉屋」五代目。和歌山県新宮市出身。カナダ留学後市役所で通訳をするも、結婚後妻の実家「日吉屋」で京和傘の魅力に目覚め、脱・公務員。職人の道へ。2004年に五代目就任。「伝統は革新の連続」を企業理念に、京和傘のブランディングや、各分野のデザイナーやアーティストとのコラボレーションに取り組む。自身の経験を活かし、2012年より全国のべ700社以上の伝統産業・中小企業の海外展開・新商品開発等の支援にも取り組む。



ダンサー

大歳芽里