劇場法

  自分が東京にいたら行きたいです。演出者、制作者、劇団とかかれていますがフランスでは個人のアーティストが多くを兼ねています。それゆえに限界もありますが、平田オリザさんの例をとれば可能であるとも思われます。http://www.wonderlands.jp/interview/010/03.html
昨日は若手のアーティストIvo Dimchevのホームページ見ていましたが、http://www.ivodimchev.com/ ワークルームを持っているみたいです。制作、発表場所があるということは強みです。劇場法により次世代の芸術監督が作品をつくり発表するとしても、劇場やギャラリーが個としてのみ機能すればパリ104のように市民からの反対を受けます。
 最近レニバッソの海外公演、フツウのダンスカンパニーが海外でたくさん公演できるワケhttp://www.saison.or.jp/viewpoint/pdf/06-05/viewpoint-no.35.pdf を読みました。
 自分の周りには情熱をもって個人で活動をいている人がほとんどですが、そうやっていつまでやれるのか不安があります。梅田宏明さんの例はまれだと思います。今自分が苦労している点は語学です。日本でも同じですがそこそこのものがつくれて
同じレベルなら言葉が出来てプレゼンが出来る人の方があきらかに有利です。
 これは危機感です。自分はまったくもってマイペースな人間ですが、100年後に日本の芸術土壌が出来ても遅いくらいのことは分かります。
 海外に出たら戻ってこない日本人が多い理由は、住んだら少し分かります。そして、特権階級のためのアートのシステムには反対です。日本が海外のシステムをそのまま導入しないことを望みます。
 必要なのは、東京だけでなく地方で芸術が活性化されること。助成金申請のやり方も変わるべきです。

「創造型劇場の芸術監督・プロデューサーのための基礎講座」受講者募集 

 この度、財団法人セゾン文化財団とこまばアゴラ劇場では、未来の創造型劇場における芸術監督・プロデューサーを目指す演出家・制作者に向けた講座を行います。
 近年、公共ホール・公共団体による舞台芸術制作・教育普及活動が年々活発化をみせています。これらに加えて、議論が活発化している「劇場法」(仮)が制定されると、これまで根拠となる法律をもたなかった公共ホールが再編成され、国内に創造型の公共劇場が多く生まれるといわれています。
 この講座は、今、大きく変わりつつある舞台芸術の創造環境のなかで、創造型劇場を担う人材を養成するとともに、演出家・制作者・劇団がどのように活動を行っていくべきか、その指針を探る、発展的な勉強会としたいと思います。ぜひご参加ください。

セゾン文化財団webサイト:http://www.saison.or.jp/topics/01.html
こまばアゴラ劇場webサイト:http://www.komaba-agora.com/ws/boshu_h22_low_theatre.html
をご覧ください(内容は同じです)


■日程
4月26日(月)開講 全20回
※4月26日(月)の初回は、10:30~14:30を予定
※2週に1回程度、10:30~13:30の時間帯を予定(回により変更あり)
■会場
森下スタジオほか、都内会場(会場は回ごとに異なります)
■対象
・原則40歳以下、実務5年以上の演出家・振付家、制作者。
・定員40名程度、応募者多数の場合抽選。
・なるべく全回参加できる方(地域在住の方には映像等でフォローします)。
■受講料
・無料 ※交通費自己負担。
■内容
・「公共劇場」、「舞台芸術の教育普及活動」、「国際交流事業」、「文化政策」に携わる講師によるレクチャー、参加者とのディスカッション
・講座後半はワークショップ形式による勉強会
・公共劇場の現場へのフィールドワーク
など
※各回に参加者の中から聞き手を選出し、Q&Aなどで双方向的にディスカッションを行います。
■申し込み方法
※セゾン文化財団/こまばアゴラ劇場webサイトをご参照ください。
【申し込み締め切り】 2010年4月5日(月)
■問い合わせ
こまばアゴラ劇場 担当:野村政之
E-mail:nomuramss@komaba-agora.com
Tel:03-3467-2743 Fax:03-3467-2984
目黒区駒場1-11-13
■主催
財団法人セゾン文化財団 こまばアゴラ劇場